あきない商いを|260年間の教え

毛利家では、正月元旦「徳川家征伐の準備相整いましてございまする。いざ出陣のご命令を!」との問いかけに対して「今年はまだ時期にあらず。隠忍自重し時を待ち武道にはげむよう。」と殿様が応じる。関ヶ原の戦いから明治維新までの260年間続いた『教え』は、長州人の中で先祖代々脈々と受け継がれ培われ、やがて明治維新の原動力となる。中でも久坂、高杉、伊藤、山県らは吉田松陰の教えに長州魂を激しく揺さぶられ、火の玉と化し、新しい時代への扉をこじ開けていく。吉田松陰は、身をもってその行動力を示し信念を貫いた人。松陰の下で学んだ彼らは、「志」を立てること。「私利私欲」を捨てること。自分には「今何ができる」のか、「真剣に考え、そして貫く」こと。を学びそして実践していく。幾重にも幾重にも立ち遮る、『見える壁、見えない壁』をぶち壊しながら。

 

コトウダグループ(古藤田グループ)