あきない商いを

 

先日、とある和食の有名店がBSで紹介されていた。厨房は人の動線も考え整理・整頓されすべての道具はしっかり手入れがなされている。当然そこで働く人たちは清潔な白の調理服。一年後まで予約でいっぱいの店の一番の自慢はここにある。「私たちは一日の大半をここで過ごすわけですよ。どんな優れた料理人だろうが仕事場を大事にしないような者は大成はしない。そんなことは当たり前ですよ。料理の世界だけじゃないでしょ、商いの基本です。」と、とても魅力的な笑顔で語るこの主人にお客は舌鼓を打つのであろう。『当たり前』商いの大事は特別なことではない。モノを大事に人を大事に心を大事に。真面目に丁寧に一生懸命の繰り返しだ。

 

コトウダグループ(古藤田グループ)