あきない商いを|歌はタイムマシーンだ

 

夜中何気に見ていたNHK BS。ザ・ヒューマンに藤井フミヤが出ている。61歳。同じ年代。チェッカーズで一世をふうび。学生時代フミヤに似せてヘアスタイルはテクノカットだったことを思い出す。彼の音楽のルーツから今に至るまでの変遷が語られる。僕もしばしタイムマシーンに乗って旅をしてみた。小学校4年のころ、初めて小遣いで買ったLPがペドロ&カプリシャス。ジョニーへの伝言。僕の心を震わせた歌。歌詞そしてメロディ。何それ?と家族に驚かれたことを憶えている。中三はビートルズ。2本組のカセットテープが伸びるまでずーと流していた。そして高校からはサザン、ユーミン。どれもこれも聞けばそのころを思い出す。付き合っていた女の子のことだったり(笑)。新しいレコードを買ったらまず歌詞を読んで、歌を憶えて風呂場で歌う。うるさい!早くでろ!とよく怒られていた。歌はいい。僕の魂を成長させてくれた。きっと死ぬまで、記憶にとどまる歌たちを口ずさみながら年を重ねていくことであろう。歌は心の友。

 

コトウダグループ(古藤田グループ)