人が生きるのに大事なものはなんであろうか。ある本に、それは、きょういく。今日行くところがあるということ。そして、きょうよう。今日用があるということ。とあった。仕事もしないで家に閉じこもってひがな一日を何もせず過ごしていては、生きる張り合いもなく、心身共に不健康になっていくだろう。そんな生活を続けていたら長くは生きられない。今日の予定を考え、出掛けることで何かが始まる。人と出会い、話すことでつながりができ、それじゃあまた明日。そう明日にツナガル。行くところができる。行くための用ができる。それこそが自分を育て、養う源になることを忘れてはけない。このことは、高齢者や引きこもりの若者への言葉でだけではなく、毎日の仕事や人の生き方においても言えることではないであろうか。毎日毎朝、今日行くところ、今日の用、しっかり準備して、充実した毎日を過ごしたいものだ。