あきない商いを|味噌汁づくりは人生そのもの


私は毎朝4時に起き台所に立つ生活を2年以上続けている。味噌汁づくり。『一汁いっさい』。私が仕事をやりながら毎日の食卓を維持していくため、この生活を続けていくためにはこれがマストと決めたことだ。味噌汁づくりは2日にいっぺん。当然おかずにもなる味噌汁は具沢山でなければならない。ネギ、ダイコン、ニンジン、玉ねぎ、じゃがいも、それに豆腐、冷凍保存しているキノコミックスと油揚げなどが定番の具。さらに俺流味噌汁に欠かせないのが酒粕。そして味噌は地元の伊豆みそと知り合いからもらう自家製味噌。毎回思い付きで残り物の肉じゃがなど煮物の残りや冷凍保存してある豚肉などを入れる。買った食材やつくったモノは極力捨てないように心掛けている。味噌汁やカレーはリメイクには打ってつけの料理だ。たまに姉や妹が来て僕の味噌汁を食べると自分にはマネできないなぁ~とかいいながらも美味しいと食べてくれる。その一言に、さらなる俺流味噌汁の進化へのモチベーションが上がる。要は、なんでも面白がってやることよ。そうすれば続けられる。チャレンジしたり、失敗したり、刺激的で飽きない毎日。僕の味噌汁づくりは人生そのものなのだ。

 

コトウダグループ(古藤田グループ)