
資源を使い切るということと、モノを使い切るということとはまったく違う。この道理を実感しなければ、カーボンニュートラルは進まず人類は破滅へと向かうだろう。キモは経済の在り方。消費社会から循環社会への移行が絶対条件なのだ。例えばタイヤの循環を考えてみる。タイヤを使い切るということは、極端な話、表面がツルツルになるまで走り込んで、後は焼却廃棄するしかないところまで使うのが『モノを使い切る』ということ。これぞ日本のもったいない精神。では資源を使い切るとはなんなのか?再生を可能にするためにある程度走り込んだら使用をやめ、そのタイヤをベースにリユースをし、新たな再生タイヤとしてその寿命を長引かせるということ。まだ走れるのにそれを再生に回すのは「もったいない」というのがこれまでの考え方。だが使い切ってしまっては資源としての価値がゼロとなり焼却処分するしかない。循環社会とは、リサイクル(再生利用)、リユース(再利用)、リデュ―ス(発生抑制)の3Rを基本原則とし、資源の循環と環境の保全を両立させなければならない。これこそが地球の持続可能性のために不可欠な仕組みづくりだ。お忘れなく。




