あきない商いを

『ミス・ジコチョー』というドラマが面白い。松雪泰子ふんする天ノ教授がさまざまな事故の原因を究明していくドラマなのだが、彼女は、正義感とか事故調査という仕事への責任感といったことで事故の原因を明らかにしていくのではない。ただ『事故』に潜む『失敗』に関心があり面白く興味があるだけなのだ。彼女の研究テーマはズバリ『失敗学』。一つの事故の原因は29の些細な失敗や軽微な事故があり、さらに300のヒヤリハットから起きている…そう、『ハインリッヒの法則の謎とき』に彼女は魅せられているのだ。何事にも興味を持ち深く掘り下げていくには相応のモチベーションが必要だ。『失敗学』面白いじゃない。商いには失敗はつきもの、しかしながら大事なことは、その失敗から何を学びとり、何を活かすかなのだ。

 

コトウダグループ(古藤田グループ)