5月号|リーダーシップについて

 

ドラッカーの著作の中から『リーダーシップ』に関して語っている部分を取り出しました


・コミュニケーションの成立には経験の共有が不可欠だ…。組織においてコミュニケーションは手段ではない。組織のあり方である。『マネジメント(中)』P157
・組織は、もはや権力によって成立しない。信頼によって成立する。『明日を支配するもの』P224
・何かやりたいことを、どうにか工夫してやり遂げること。何とかする方法を考えること。その役目を担う人。それがマネジメントである。
・共通言語と共通理解の上に成り立つ意志の疎通。ために、目的・目標・進捗などの情報の共有化が前提。それがコミュニケーションである。
・リーダーが初めに行うべきは、自らの組織のミッションを考え抜き定義することである。『非営利組織の経営』P2
・考えるべきは、いかなるミッションが有効であって、いかなるミッションが無効かである。ミッションの価値は文章の美しさにあるのではない。正しい行動をもたらすことにある。『非営利組織の経営』P2
・事業の使命。社会のある特定のニーズを満足させること。すなわち「ニーズを知り、人・もの・カネ・時間・情報」を使って、価値を創造すること。*顧客を創り出すこと。
・仕事が要求するものではなく、その人にできることからスタートしなければならない。…経営者は1人ひとりの人について考えておかなければならないということである。『経営者の条件』P116
・働く人から最高の仕事を引き出すために与えられるべきもの。=責任
・誇りや達成感は仕事と離れては生み出されない。仕事の中から生まれることが必要である。…人は誇れるものを成し遂げて誇りをもつことができる。…仕事が重要なとき、自らが重要と感じる。『現代の経営(下)』P167
・上司は部下の仕事に責任をもつ。部下のキャリアを左右する。したがって、強みを生かすことは成果をあげるための必要条件であるだけでなく、倫理的な至上命令である。…上司たる者は、組織に対して部下1人ひとりの強みを可能な限り生かす責任がある。『経営者の条件』P126
・人を問題や脅威として見るのではなく、資源として、機会として見ることを学ばなければならない。管理ではなくリードすること、支配ではなく方向づけすることを学ばなければならない。『マネジメント(上)』P31
・責任ある仕事を与えられることにより、その成果や貢献からもたらされる達成感や喜び。それが「仕事のやりがい」である。
・人である。人であれば強みとともに弱みを持つ。…それぞれの成果のあげ方があることを知らなければならない。『経営者の条件』P128
・リーダーこそ強みに基づいて仕事をしなければならない。…リーダーの仕事ぶりが高ければ普通の人の仕事ぶりも高くなる。『経営者の条件』P134
・人は他の人の力を借りて成果をあげる。したがって成果をあげるには人との関係について責任を負わなければならない。『明日を支配するもの』P219
・組織全体の人材、資源の働きの総和に配慮しながら、全体としてのベストの成果を達成するよう作戦を立てて組織を率いること。それがリーダーシップである。
*参考書籍『まんがでわかるドラッカーのリーダーシップ論』

 

 

わさび漬けが世界を救うかも!?


世界農業遺産の認定を受けた伊豆のわさびの伝統栽培。そのわさびと酒かすで出来ている『わさび漬け』をもっと一度にたくさん、おいしく食べる方法はないモノかと、ここ1~2カ月試している。味噌や醤油を混ぜて、合わせ調味料にして野菜炒めをしたり、クリームチーズと混ぜ合わせたものをカレースープに入れたり、クリームチーズ&マヨを入れたものは野菜スティックディップに合う。カツオ節と刻み葱とたくわんでわさび丼風にしたり…まあまあ、何をやってもおいしく食べれることはわかった。そんな話を友人のわさび漬け生産者にしたら、「それじゃわさび漬けの良さが無くなるじゃないの。僕はサンマの塩焼きに添えたり、一番好きなのは心太に入れるやつ。」 お~なるほどこれぞ生産者のプライドか!?やはりわさび漬けは、そのまま食べるのが一番。一子相伝、生産者ごとに特色のある伝統の技だ!それ以来、毎朝納豆にけっこうな量を混ぜ込んで食べている。殺菌効果、血栓予防、成人病予防とさまざまな効果のあるわさび漬けをこれからも楽しんでいこう。

 

コトウダグループ(古藤田グループ)