あきない商いを|リモートの難と不可欠

 

最近、リモート(オンライン)セミナーに出席することが多くなった。壇上に講師がいて出席者がいて、ただひたすら一方的に講師の話を聴く。このようなセミナーであれば従来のように会場に人が集まる必要などなく、むしろリモートの方が移動の時間も含め無駄が無くていい。しかしながら、当然万能ではない。講師と出席者が双方向でディスカッションしながら、ファシリテーターとしての講師が出席者から意見を引き出し、さらに議論を深めていくようなセミナー(会議も)には難がある。実際、私もファシリテーターとして、あるセッションを務めているが、集合研修スタイルの経験もあるので、比べると、リモートの場合、参加者同士にディスカッションをしてもらうのは難しいと感じている。何はともあれ、これからの社会を生きる上で、リモートによるコミュニケーション・スキルを身につけることは必要不可欠。これは『進化』であると捉えよう。

 

コトウダグループ(古藤田グループ)