あきない商いを|華僑の言葉

 

「面倒くさいことを丁寧にやれ!」大工の棟梁が弟子に説教している昔のテレビドラマのシーンが思い出された。ユーチューブでたまたま観た華僑Jの言葉。中小企業の生き残る道とは何か?中古車市場に変革をもたらした華僑Jは、話しの中で中小企業がこれからの時代生き残れる方法があるとしたらそれは面倒くさいことを、いかに丁寧にやるかだ!というフレーズを繰り返す。冒頭でまるで時代遅れの職人の世界のように思ったことを恥じる。要は、これは仕事の基本、企業の大小に関わらず働く者の心得なのだ。あらためて咀嚼すると何とも味わい深い言葉ではないか。わかりやすく伝わりやい魔法の言葉ではないか!氏曰く、レッドオーシャンの中にブルーオーシャンは存在する。「やってみてわかったけど、面倒くさいには競争相手はいないんですよ(笑)」…まさに、あきない商いの本質をついている。目からウロコとはこのことだ。今日から始めよう。まずは自分自身、そして社員へ毎日繰り返し唱えよう。これは人生そのものだ。今日から私はこれを『座右の銘』にする。

 

コトウダグループ(古藤田グループ)