11月号|コロナ後遺症

 

もっとも恐ろしいのは『コロナ後遺症』


私の娘は、今年8月下旬コロナに感染した。これから話をすることはすべて私の実体験である。結論から言えば彼女は発症から2か月が経っても日常の生活に戻れていない。倦怠感、頭痛、発熱、体の痛み…はじめの1カ月は私自身、病は気からなんだからシャキンとしないと!なんて軽い気持ちで声をかけていた。しかしただおとなしく寝ていても改善の見込みがなく、大学3年という大事な時期にこの先の不安が募る。ネットで情報をかき集め、かかりつけ医や知り合いの医療関係者に連絡してアドバイスを請う。信頼できる友人からの紹介で医療機関を受診。「正直なところ私自身を含め医療従事者でコロナのことをわかっている人はいないと思います。」その上で彼は「コロナとの関連性は一端置いておきましょう。原因はコロナかもしれない、またそうではないかもしれない。でも今大事なことは、彼女の体の中で何が起きているのかを知り、できる治療は何かを探り、実行することです」そして彼は続ける「この病院ではコロナ後遺症患者の症例実績が乏しいので、早い時期から後遺症患者と向き合っている病院を紹介します」。そうして、私たち家族は、平畑先生に出会うことになる。 平畑光一氏はHIRAHATA CLINICの院長。娘の診察が始まる。今日で2回目の受診。前回の血液検査等の結果を説明していく先生。Bスポット治療(慢性上咽頭炎への対処)のできる耳鼻科を近隣で探して、すぐに行くように話す。各種漢方薬の処方説明、鉄分の摂取等説明と続く。娘は上の空な感じで先生の話に集中していないように見える。先生は、語気を強め『しっかりとコロナ後遺症に向き合わないと、ベットから起き上がれなくなってオムツすることになるよ!この病気は君も含めて世間一般が考えているような、そんな生易しいもんじゃないということを理解するように!』。少しだけ娘の背筋がピンとなる。さて、今回平畑先生の話や先生のユーチューブを見て、私なりに頭を整理してみた。この病気は『自己免疫疾患』つまり、異物を認識し排除するための役割をもつ免疫系が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に攻撃を加えてしまうというものであり、そのことで、心身に様々な不調をきたす。その原因となっているのが五大栄養素、糖質(炭水化物)・たんぱく質・脂質・ビタミン・ミネラルを体が上手に摂取できない。特に主要ミネラルのカルシウム・リン・カリウム・イオウ・ナトリウム・塩素・マグネシウム、微量ミネラルの鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、マンガン、モリブデン、クロム、コバルトを食べ物から効率よく抽出したり処理したりできない。という表現でいいかは分からないが…そういうことで、銅と亜鉛のバランスが悪くなることで生理不順、脱毛、鬱また鉄分不足による貧血、めまい、ウイルスや細菌が上咽頭に感染することで、頭痛、耳鳴り、臭覚、嗅覚異常を起こしたりとあげ始めればキリがない。怖いのは、普段ほとんど気にしていないミネラル摂取。さあきょうは『亜鉛』取るよ~!とは言わない。意識せずに口にした食物から体が勝手にミネラル分を吸収し心身の機能を良好に保っている。の、はずがそうではなくなったら!?ここで何か気がつかないであろうか?そうコロナワクチン接種後の副反応に、上記に類する症状が多く見られるということ、さらにいえば自分の周りに、ワクチン接種して数カ月経っているのに、頭痛・微熱・倦怠などに悩まされている人が意外に多い。この現実をもって関連性がないとは言い切れないであろう。前述の通り、コロナウイルスに関しては本当のことは医療従事者であってもわかっていない。これまで紹介した話はコロナ後遺症とか摂取後の副反応とか関係なく、ごく自分自身も含め身近で起きている『健康』に関わることだと捉える方がいい。結局のところ大事なのは、規則正し生活と栄養バランスの良い食事!この毎日の繰り返しを続けることがどれほど大事なことか、あらためて思い知らされる。コロナは、未知なる有害なウイルスや細菌との闘いの序章にすぎないのかもしれない。

 

 

医学では解明できない人間の体


梅干しやレモンを思い浮かべてください。ほらっ!口の中が酸っぱくなったでしょう。そうなんです。実際に食べてもいないのに、口の中は唾液でいっぱい。人間の体は、思ったり考えたりしただけで脳からのメッセージを受け取り反応するんです。人が静けさを感じているとき、体は『精神安定剤』に似た物質を脳から分泌する。逆に不安を感じていれば不安分子を出し体調不良の原因ともなる。さらに、笑顔いっぱいガハハハッと笑えば病気に打ち勝つ『免疫調整剤』を作り出します。細菌やウイルスといった体に悪影響を及ぼす物質を退治しているのがリンパ球の一種NK細胞。この働きとコロナ後の後遺症に何らかの関係性があると仮定するなら…NK細胞の表面に付着して活性化する機能を持った『情報伝達物質の善玉ペプチド』の分泌を促すことができる『笑顔いっぱいガハハハッと笑え!』を心掛けて毎日を過ごせば必ず『健康』になれるよね!

 

コトウダグループ(古藤田グループ)