あきない商いを|これでいいのだ

「まったく今の世の中、雑音が多くてかなわん!」この情報は果たして正しいのか?最初の判断は、情報の出所。信頼できる筋からのものかいなか?そして、いつ、だれが、どこで、何を、どうのように、といった5W1Hの確認。「…と○○が言ってました。」これをまんま鵜呑みにするとえらいことになる。私は社内会議で所管長を叱る。「○○が言ってましたってなんだ?なぜ直接当事者と話をしない。なぜ現場を見ない。のかと…」相手の話し方とか説明の仕方を聞きながら、いくつかの質問を挟む。それに対してのレスポンスに違和感や不自然さを感じた時の突っ込みだが。『この感じ』が大事。天才バカボンのパパは、いろいろあったその後に「これでいいのだ」と一言。適当のようでいてそうでもないこの言葉が周りのみんなを幸せにする。世の中の雑多な情報に会社や人生の未来を簡単には預けられない。最終決断は自分が下す以上、しっかりとした人脈、情報網、判断力を普段から養うことで、うんうん「これでいいのだ」と締めたいものだ。

 

コトウダグループ(古藤田グループ)