あきない商いを|学び場

 

国民の義務って知ってます?そうです。答えは勤労、納税、教育です。すごい違和感です。国民にすべからく学びの機会を与える。これは国であり保護者が負うもの。学ぶ側からすれば権利であるはず。調べれば国民の権利の一つにそれはあるが子供たちはそう受けとめてはいない。受動的であって能動的でない。まずもってそこからの意識改革をしないといけない。学びの場をつくる側も学ぶ側も。『場』の作り方、学びの方法、評価のあり方などなど、根本的に見直す必要がある。『アート思考』を取り入れた学びの場づくりはとても興味深いものではあるが、半面、戦後77年で構築された『義務教育環境』を再構築する覚悟が、国に、現場にあるのか?理念だけが先行し実態が伴わない。といった日本的悪慣習の繰り返しでは、何も変わらない、では、義務は果たせない。子供たちの未来のために、国や自治体にすべてを依存せず、今、『民の力』を結集して出来る学びの場づくりを自分事にして取り組むトキであると感じている。

 

コトウダグループ(古藤田グループ)